花も草もどんどん生長!
2010年 06月 22日
ベロニカは夏の花のような印象がありますが、先にアップしたベロニカ・レペンスが真っ先に咲き、現在、ベロニカ・プロストラータ(129)が至る所で咲いています。薄いブルーがさわやかな印象で一面に咲くとブルーの絨毯のようで美しい品種です。
非常に強く、繁殖も旺盛な育てやすいベロニカといえます。植えてもいない岩の間にも生えてきますし、草原に広がって通路も覆われてしまいます。
プロストラータと一緒にカーペット状に広がっているのがヒペリカム・セラストイデス(130)です。ヒペリカムというと赤や黄色の大きな実がきれいで切り花にも利用されていますが、同じヒペリカムでもこのようなグランドカバーに最適な種類もあります。
花はヒペリカムらしく黄色ですが、葉や茎にはもうじがあってさわり心地の良い柔らかい草姿をしています。
カンパニュラは初夏から咲き出しますが、真っ先に咲くのがカンパニュラ・サキシフラガ(131)です。カンパニュラが好きで多くの種類を植えましたがかなりの種類がすでにいなくなってしまいました。暑さ寒さに弱いものが多く、短命なものもあります。このサキシフラガも決して強いとは言えませんが、雑草さえ注意すれば毎年咲いてくれます。草丈が低いのでスギナなどの雑草に覆われるといつの間にかいなくなってしまいます。サキシフラガが商業ベースに乗らないのが不思議なくらい美しい花です。ただ、開花期間が短いのが欠点なのかもしれません。
最後に、ゲラニウム・ビルウォリス(132)ですが、実はこれは昨年に無くなったものとあきらめていました。ところが、今年になってあちこちで復活!
ゲラニウムの中では、花が小さく花茎が伸びやすくあまり目立った存在ではないのですが、マニアには大変人気のある種類で、ネットでは結構見かけます。