最後の花・トリカブト
2012年 11月 01日
これからは、宿根草やアナベルなどの刈り取りと冬囲いをしなければなりません。
強い霜も来て宿根草のほとんどが枯れてきました。後はキクが咲くのを待つばかりですが、トリカブトがやっと咲きました。毒のある宿根草はたくさんありますが、トリカブトは猛毒で知られて「トリカブト殺人事件」以来、すっかり毛嫌いされてしまいました。でも、この時期に咲く花としてはとても貴重で美しい花です。
霜が来る頃に咲き出すために、充分開花できない品種もありますが、今年はなんとかどれも咲いてくれています。
羊蹄山麓の雪が段々大きくなってきました。里の方まで白くなるのはもうすぐのようです。羊蹄山を見ていると冬の準備が間に合うのか気が焦る思いです。最近、北海道開拓の小説に凝っています。当時の冬は今よりさらに厳しかったようで、冬の準備は大変だったようです。
最近、ブログの入力が思うようにいかなくて、途中でフリーズしたり強制終了したりでした。多分、古くなったPCのせいかと思っていましたら、ブログサーバーの不具合からでした。直ったと思ったら、今日も何回か止まってしまいました。やけくそになりながら入力しています。
芝生を歩いていたら、芝生の中に美味しそうなキノコが。よく見ると大好きなクサワラシメジらしいものが生えていました。食べられるかどうか心配なので、2,3本バター炒めをして2,3時間様子を見ていましたが、何ともなかったのでみんなで食べてしまいました。
本によれば、シメジに似た毒茸はたくさんあるようで、食後2,3時間で楽しくなったり、お腹を壊したりするそうなのです。クサワラシメジは北見に住んでいたときに、郊外の牧場によく取りに行きました。牧場を開発するときに樹木を切った後に出来る「抜根線」に沢山生えていて、肥料袋にいっぱい詰めて帰ったことがありました。土日に行くと誰かに取られた後で、牛のウンコにまみれたのしかありませんので、金曜日に仕事が終わり次第かけつけて暗くなるまで取ったのを思い出します。そのキノコが我がガーデンに発生するとは。開拓後数年で発生するようなので、来年も楽しみです。