退職後に始めた2300坪の庭造り

by kunimayu2008

珍しい宿根草⑦ 意外な大型宿根草 ガレガ

とうとう、1ヶ月以上も京極に行っていません。先週は1ヶ月ぶりに行くつもりで張り切っていたのですが、低気圧が来て今冬最も荒れるというのであきらめました。案の定、風雪がひどくて、女房と「行かなくて良かったねー」と札幌の自宅で、金魚の水槽2つをきれいにするなどして「暇つぶし」。おかげで、2匹のわんちゃんはフラストレーションがたまり、特に「黒いのが」いたずらばかりして私と毎日喧嘩。
さて、アップしていないとのお小言もあって、今回は本当に珍しい宿根草を紹介します。ガレガ Garega orientalisというマメ科の牧草です。実は、私が勤めていた農業試験場でエストニアから導入した牧草の試験を1999年頃にやっていたのですが、あまりに花がきれいで、草姿もすばらしいので「景観植物」としても普及できると太鼓判を押していました。「景観植物」というのは、農業的な価値と同時に農村環境の改善にも役立ち観光資源としても利用できる植物を指すのですが、菜の花や薬草としてのシャクヤクなど多数あります。そこで、種子を分けてもらい、京極にも植えてみたのですが、初期生育が悪くて大きくなるまで3年近くかかりました。当時の資料を見ると、初期生育が良くないのが欠点とありましたので、なるほどと合点。
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草丈は2m近くになり、花も房状に30cm以上もあって見事です。花色はクガイソウに似て透明感のある青紫がきれいです。
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いったん大きくなると、地下茎が拡がり増やすのは簡単ですが、少々拡がりすぎて迷惑し始めました。もっともキバナセンダイハギほどには迷惑していませんが。伸びすぎると倒伏するので、一度50cm位の頃にピンチすると良いのですが、我が家では気のついた頃には2m位になっています。もともと、牧草なので刈ることは平気なので、何回か刈ってみた方が良いのかもしれません。
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花を見るとマメ科植物だとわかると思います。マメ科なので、窒素を固定して土壌改良にも良いと思います。
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実は、数年前に英国のガーデン巡りをしたときに、ボーダーガーデンの一番奥に紫のきれいな大きな株を見つけて、それがガレガだったのには驚きました。その後、インターネットで観賞用としてのガレガが紹介されていないか調べたのですが、牧草としての記事しか見つけられませんでした。以前に紹介したオオイタドリを日本から導入して深刻な雑草害となっているように、英国人の何でもガーデンに使う「熱心さ」には驚きました。
種子は農協にあるかもしれませんが、入手は困難かも。
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by kunimayu2008 | 2009-02-25 14:17 | 宿根草 | Comments(0)