シラー・チューベルゲニアナ
2010年 03月 26日
我がガーデンにあるシラーには、このチューベルゲニアナの他にカンパニュラータ、ビフォリアがあります。
このチューベルゲニアナは、ビフォリアとともに雪解けと同時に咲き始めますが、積雪の多い京極では雪の下敷きになって蕾が押しつぶされそうになってかわいそう。毎年雪を剥がしてやると、すぐに立ち直ってどんどん咲き始めます。主にロックガーデンに植えてありますが、ネズミが巣を作りやすくて時々球根を掘り返して食糧にするために1カ所に集められてしまうことがあります。そうなると、もう一度植えても花が咲かなくて死んでしまいます。
数年、植えっぱなしでも良く増えますが、念のため2,3年に一度は枯葉してからあちこちに分散して植え替えています。夏には枯れてしまうのでラベルを付けておかないと、どこにあるのかわからなくなって掘り返してしまって、「あ、ごめん」と謝って元に戻すことが多いです。
花の色は白地の中心に淡いブルーの星形ができます。早咲きの小球根は他にもたくさんありますが、雪解け後の何もない時期の花としては大好きな花です。夏に日陰になる木の下やシェードガーデンには最適です。今年はもう少し「樹林区」に拡げてみようと思っています。枯れたら全部掘り上げる大仕事が待っています。