ルピナスの開花
2010年 07月 01日
京極では開花後できるだけ種子を付けないように花茎を切り取りますが、それでも鮮やかな園芸種の比率が下がってきました。今年は、鮮やかな色の株から種子を取ってみようかなと思っています。
ルピナス・キャメロット・ミックス(169)は、いろんな色がミックスされていますが、今年は赤色と黄色が少なくなったようです。
キャメロット・ホワイト(170)は、ホワイトガーデンに植えてあります。何と言ってもルピナスは開花期間が長いのが良いですね。
ウッドフィールド(171)は2色の品種で、色鮮やかなので目立ちます。
ベロニカも次々に咲き出しました。先週のプロストラータに続いてロイヤルブルー(172)も開花しました。スピカータとはことなり、プロストラータのように草丈が低くてグランドカバー・プランツとして利用できます。ブルーに多少の濃淡があって、開花期間も長いのでロックガーデンに植えています。
プロストラータほどには増えませんが、ひこばえがあちこちで生えてきます。
野生種のベロニカ・オフィシナリス(173)はランナーで凄い勢いで広がります。わんちゃんもお気に入りです。
花は地味で、目立ちませんが、一面に咲くときれいで気に入っています。英国では、ベロニカ・レペンスとともに芝生の大敵となっているようですが、我がガーデンでは雑草が生えないので重宝しています。特に、果樹園では雑草防除に役立っています。
次は、リクニス・ビスカリア・スプレンデス(174)です。リクニスの多くは短命な宿根草と言えますが、何と言っても沢山種子を付けて一面に広がります。このビスカリアも放置しておくとすごいことになりますが、京極では林の中に植えているので、それほど増えないようです。
アルバ(175)はホワイトガーデンに植えています。咲き始めはきれいなんですが、終わりかけが汚く見えるのが欠点かな。早めに切り取った方がよいのですが手が回りません。
最後に、コウリンタンポポ(176)です。
植えたわけではないのですが、何かに混ざっていたのでしょうね。果樹園にびっしり広がってしまいました。ロゼット状から花茎が伸びて開花するので、草刈りをしても無くなりません。日陰になるのを嫌がるので、草刈りをしない所では無くなりますが、適度に手入れが入るところではどんどん増えます。
この色は好きずきですが、私は気に入っていますので放任状態にしています。英名は、ビーナスの絵筆と言ってみたり悪魔の絵筆と言っているようで、まさに人それぞれの扱いがわかります。
先に紹介したヒエラシウムと同属で、この方は園芸種として利用されています。名前はキバナコリンタンポポと呼んでいますが種類は異なります。もちろん、タンポポとは種類が異なります。