アジサイ類の開花
2010年 08月 11日
アナベル(400)は、前年枝にも咲きますがほとんどが新枝に花芽がつきますので、毎年秋に枝を全て整理します。寒さに強く、ひこばえも沢山出来ますので、京極では林の中に沢山植えています。
京極に来た最初の年に植えた、ホワイトガーデンのアナベルは年々大きくなって毎年見事な花を咲かせます。
アナベルの花は、最初は純白ですが次第に緑色に変わって、最後は茶色になって枯れます。このグリーンアナベルは切り花として人気があります。
ミナヅキ(401)も新枝に花芽がつきますが、前年枝にもつくので全く枝の整理をしていません。
ミナヅキの花は三角錐をしており、次第にピンク色に変わります。
ヤマアジサイの七段花(402)は、日本古来(江戸時代)の品種で、一度は絶滅したと思われたのが神戸の六甲山で見つかってから再び人気のヤマアジサイとなっています。名前のように段々に咲く可愛い品種です。
先日行った滝野スズラン公園ではいろんなヤマアジサイが咲いていましたが、特に七段花の群落には感心しました。少し花色がピンク色に変色していましたが、最盛期は見事だったことでしょう。
品種名はわかりませんが、友人からピンクの花が大きなアジサイ(403)をいただいたのですが、京極では青色になってしまいました。
女房も私もアジサイが大好きなので、ガーデンの一番奥の林にアジサイのボーダーを作りました。最初の年は次々に咲いて見事だったのですが、一番最初に書いたように次第に咲かなくなってしまいました。株はかなり大きくなってきましたので、今年はまた咲き出してきました。来年はさらに賑やかになってくれるでしょう。ここでこれまでに咲いたアジサイをいくつか紹介しますが、ほとんどが品種名がわからないので花色で区別しています。
白のガクアジサイ(404)は、花の終わり頃にピンク色に変わってきれいな株です。
ブルーのガクアジサイ(405)は、札幌のお隣から挿し枝を頂いたものです。
今年は咲かなかったのですが濃いブルーのガクアジサイ(406)の花色は見事で中央部にも着色してすばらしい株です。来年が楽しみです。
ピンクのガクアジサイ(407)も今年は咲かなかったのですが、中央部の美しさがすばらしい株です。
近くの林の中には、ツルアジサイ(408)が毎年咲くので、挿し穂を「無断で」いただいて挿したのですが、普通のアジサイと違ってなかなか発根せずやっと数本を植えることが出来ました。3年目になってやっと近くの柳の木に付着してきました。勿論、まだまだ花が咲くほどにはなりません。
近くの林の中のツルアジサイです。本家の木を絞め殺しそうなくらいに巻き付いて、花をいっぱいつけていました。