コニファ①
2010年 10月 01日
20年以上も前に、家族でイエローストーンなどを旅行したときにプンゲンスなどの大木を見ていつかは育ててみたいと思っていました。子供達が歩いているのはコロラド・ナショナルパークのベアレイクですが、プンゲンスの大きさに圧倒されました。
北海道では帯広の真鍋庭園が有名ですが、国内最大のコニファの庭園で沢山の種類が売られています。京極を始めるときに、何度か訪問してプンゲンスなどを購入しました。
その後、早来にある川原花木園の見本園を訪問して、ヒバなどを購入してコニファ類の植え付けがほぼ完了しました。隣との境界に、ヒバやアカエゾマツなどを植えてから数年が経ち並木ができあがりました。
プンゲンス・ホプシー(561)は、シルバーの葉が美しい品種で、かなり大きくなりますが、5年経過してやっと2m近くなりました。十数本植えましたが、ネズミに食べられて現在残っているのは5本くらいになってしまいました。
プンゲンスは挿し木したものが一般的ですが、種子からのものの方が姿が良いのですが高価で手が出ません。そこで、数年前に種子を購入して播いたものが10数本育ちました。5年でやっと数十センチになったので、あちこちに植えています。プンゲンス・種子系(562)の名前で登録していますが、立派になるのを見られるかどうか。
プンゲンス・ピグマエア(563)は、わい性の品種で大きくても1mを越えることはないようで、ロックガーデンに向いています。
カナダトウヒ・コニカ(564)もわい性で剪定することもなくて姿を維持できます。
ピセア・グラウカ(565)はさらにわい性で5年以上経過しても大きくなっているようには見えません。
モミ・コンパクタ(566)はシルバーが美しくてあまり大きくなりません。現在、ロックガーデンのシンボルツリーとなっています。
バルサミモミ(567)は、最近急に大きくなってきてそばに植えたバラが見えなくなってしまいました。コニファの多くは根の張りが凄いので、そばに宿根草などを植えるときには注意する必要があります。
コロラドビャクシン・スカイロケット(568)は寒さに比較的弱いと聞いていましたが、現在の所元気に越冬しています。これも、ネズミに食われて2本が残っています。