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クレタ島の植物⑤(最終回)

京極でも花が咲き始めましたので、クレタ島の植物は今回で終わります。
クレタ島には様々な球根植物が自生していますが、何よりも驚いたのは球根性の地生蘭が沢山草原に咲いていたことでした。残念ながら地生蘭は、自生している土地の蘭菌と共生しているので、移植はほとんど成功しません。このため、持ち帰ったものは全て枯死してしまいました。
オルキス・パピルという種類は特に美しくかったです。
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種類のわからない小さな蘭が草原にあちこち咲いていました。黒色の種類です。
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ピンクの小さな花が集まった可愛い種類です。
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岩場に咲いていた黄色い球根植物が目をひきましたが、種類が結局わかりませんでした。
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花の裏側が緑色で、そのまま園芸種として普及するのでは思うくらい美しい種類でした。どなたか種類がおわかりでしたらお知らせ下さい。
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帰国前にギリシャ北部のテッサロニキの遺伝資源センターを訪問しました。テッサロニキはアレキサンダー大王のゆかりの地で、遺跡がたくさんありました。遺跡にあった花屋さんです。原色の花がお好きなようで、特にカーネーションが多かったようです。
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なんと、遺跡の軒先を利用した花屋や八百屋さんがあって驚きました。町中遺跡だらけなので、仕方がないのかもしれませんが、日本では考えられないことです。
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by kunimayu2008 | 2011-04-27 07:45 | 球根植物

退職後に始めた2300坪の庭造り


by kunimayu2008