現在のホワイトガーデン
2011年 07月 09日
最近、朝霧がかかるようになって夏本番が実感できます。
この時期のホワイトガーデンの主役は何と言ってもフランスギクですが、この帰化植物を取り入れて失敗したと言うガーデナーが多いのではないでしょうか。私も、10年ほど前に住んでいた滝川の庭から数株掘り上げてホワイトガーデンに植えてから、毎年なくならない程度に調整するのに苦労しています。
ランナーや種子でも増えるので、今ではあちこちで咲いています。放任するととんでもないことになるので、邪魔なところでは抜き取るようにしています。
右端の灌木はギンフミズキです。もうすぐ咲き出すアナベルとともに、ホワイトガーデンのシンボルツリー的存在です。
ラムズイヤーとキャットミント・アルバです。
アエゴポディウムです。斑入りがきれいですが、ランナーで結構増えるので調整が必要です。それに、芝生から入る雑草退治に結構手間取ります。白い野良ニンジンのような花が咲きます。
テマリカンボクがバックになるように配置しています。挿し木で容易に増えますし、挿し木した翌年から咲き始めるので便利な灌木です。
ディセントラ・フォモサ・アルバです。鑑賞期間が長いのでホワイトガーデンには便利な宿根草です。
白のルピナスです。数株植えていたのですが、いつの間にか一株になってしまいました。種子をつけないように努力していますが、寿命の短い宿根かもしれませんね。
ブルンネラ・ジャックフロストです。比較的容易に株分けできて、葉が美しい斑入りをしていてホスタと一緒に植えるとなかなかです。
ポテンティラ・ホワイトクィーンです。他のポテンティラより立ち性なのでホワイトガーデンのアクセントにはなくてはならないのですが、種子で結構飛び火するのが欠点かもしれません。
この時期のホワイトガーデンの主役の一つは、ゲラニウム・アルブムでしょうね。結構株が広がりますから、ときどき株分けをして調整しています。他のゲラニウムと同じように、種子であちこちに飛び火するので女房はせっせとお気に入りの場所に移しています。
最後はハクロニシキです。イヌコリヤナギの変種で、一時期スタンダード仕立てにしたものが流行りましたが、最近見ませんねー。今年はピンク色がきれいです。あまり伸びすぎないように時々切り戻してやっています。