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秋の宿根草

秋に咲く花が少なくて、どうしてもキク科が中心になります。その中でもこのボルドーギクは、アメリカキクとも呼ばれて晩夏から秋まで咲き続ける雑草のような宿根草です。広がりすぎて、昨年あちこちに株分けしましたが、どこでも生育旺盛で京極ではキバナセンダイハギに劣らず、「増えすぎて困る宿根草」に分類されています。
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私のお気に入りのキク科宿根草は、クジャクアスターなどの宿根アスターです。この品種はビクトリアですが、独特の紫色をしており、大株になるのを楽しみにしています。しかし、宿根アスターは雑草にあまり強くないようで、いくつかは消えてしまいました。秋に咲く花は、どうしても夏の管理がおろそかになるようで、秋になってから反省しています。
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秋と言えばシュウメイギクでしょう。キク科でなく、アネモネの仲間で外国では日本のシュウメイギクが大変な人気で、日本に来た外国人が一番欲しがる宿根草です。白のシュウメイギクは、京極では秋のホワイトガーデンになくてはならない宿根草で、草丈もあり雑草にも強く、重宝しています。しかし、京極では開花最盛期に霜が来て痛んでしまうのが残念です。
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# by kunimayu2008 | 2008-03-24 10:04 | 宿根草

2007年真夏の花

緑葉のスモークツリーが見事になりました。花がやや赤っぽいので夕日で一層色づきます。銅葉もあるのですが、開花量は緑葉にかなわないようです。
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入口にラベンダーを植えていますが、整枝を怠っているためかいまいちですが、今年はまずまずでした。奥の赤い花は宿根スイートピーです。
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宿根スイートピーは冬には地上部が枯れて、整理しやすく、夏には雑草にも負けずにどんどん伸びてくれますので京極にはぴったり。白花の品種も清楚でホワイトガーデンを彩ってくれます。最初に見たのは小樽のA園芸というマニアックな園芸店でした。電話をかけて行ったのですが、社長自ら案内して下さり一番勧めて下さったのが宿根スイートピーでした。崖に植えられてあったのは見事でした。
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左のツル性植物はホップですが、残念ながら雄株だったのでチンケな花しか咲きません。K町まで行って購入したのですが、挿し木でなく種子からだったようです。雌株を挿し木して販売して欲しいものです。右側の大きいアザミはオオヒレアザミで、スコットランド王の紋章になっているものです。2年前にホワイトガーデンに植えていたですが、2年草なので枯死したのですが、いつの間にか種子が運ばれてかってに生えてきました。葉が痛くてバイキングさえ逃げていったと言うことでスコットランドを救った花として紋章になっているようです。開花後の後始末が大変でした。
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# by kunimayu2008 | 2008-03-14 09:40 | 宿根草

ヒューケラの紹介

ツボサンゴと称され赤い花(実際には萼)がきれいな品種と花よりもカラーリーフ・プランツとして利用されているものがあります。この品種はアメリカーナと言われているもので赤い花の開花期間も長く葉も楽しめます。
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シルバースクロールという品種で銅葉にシルバーがのっているきれいな葉をしています。左側のオレンジの品種や、奥の大きな緑葉の品種などを組み合わせると面白いボーダーが作れます。
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ストロベリー・スワールという品種でピンクの花がきれいで、葉も淡い斑入りで初夏には涼しげで好きなヒューケラの一つです。ヒューケラはカラーリーフとして人気上昇中ですが、もう少し安くなっても良いのですが。
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# by kunimayu2008 | 2008-03-05 11:24 | 宿根草

春の黄花

春に咲く黄色の花を紹介します。ヒペリカム・オリンピクムです。わい性のヒペリカムで20cm位になりグランドカバーに向きます。灌木のようになりますので、雑草にも強い強健種です。
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左がベロニカ・プロストラータで、右がヒペリカム・セラストイデス。セラストイデスは葉に毛じがあり柔らかい葉で匍匐するように広がります。大株になると中央が枯れてきますので、適宜株分けの必要があります。ロックガーデンやグランドカバーに最適です。
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キングサリです。英名でゴールドチェインと言い、イングリッシュガーデンのアーチなどに多く使われています。本道でも見かけることがあるのですが、まだまだ普及しても良い花木ではないかと思います。
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# by kunimayu2008 | 2008-03-04 09:59 | 宿根草
4年前に英国でガーデン巡りをしたときに、強く印象に残った花がヘリアンテマムでした。ハンニチバナと言われるように、一つの花の寿命は短いのですが、なんといっても花数の多いことです。最盛期の6月にはピンクで染まります。赤、ピンク、白、黄色程度の花色で多くはありませんが、開花期間は約1ヶ月有りグランドカバーとしても良いと思います。
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一般にロックローズと言われ、アロマテラピーに使われますが、それはアペンニナムという白花の比較的地味な種類を指すようです。本種はヌンムラリウムです。
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この種類もほとんど園芸店では市販されておらず、道内では滝野スズラン公園で見た程度です。珍しい宿根草を手に入れるのは難しく、種子を入手して自分で苗を作るしかないようです。
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# by kunimayu2008 | 2008-03-03 13:07 | 宿根草

退職後に始めた2300坪の庭造り


by kunimayu2008